初心者が学ぶイラスト講座のポイント
直接講師から教えてもらえる講座
人の心を惹くイラストは誰にでも描けそうで描けないものです。「もっと上手いイラストが描けるようになりたい」「プロとして仕事をしていきたい」などと考えていて、スキルアップやイラストを仕事にすることを目標にイラスト講座の受講を検討している人もいるでしょう。ここでは、初心者がイラスト講座を学ぶ際のおすすめのポイントや気を付けるポイントについて紹介します。
直接講師から教えてもらえる講座
初心者がイラストを学ぶ場合は、直接講師から教えてもらえる環境に身を置くのが良いでしょう。専門学校には、現役のプロや以前第一線で活躍していたプロの講師がたくさんいます。直接教えてもらう以外に通信講座やネットを使ってイラストの講座を受講することができますが、質問に対する回答がリアルタイムでなかったり、特定の受講生のためだけの授業にならなかったりしてしまいます。専門学校などの講師に直接教えてもらえる環境であれば、上手くできない部分を直接講師が描いて教えてくれたり、微妙な描き方のコツまで知れたりします。イラストを学ぶにあたって既にある程度の技術がある場合はまだしも、イラスト初心者は、通学が億劫でも直接教えてもらえる環境で学んだ方が上達する可能性があります。
定期的に学び間隔を空けすぎない
せっかくプロの講師から直接講座を受講しても、授業が月に１〜２回程度で少ないと上達の度合いはなかなか難しいでしょう。取り組み方によっては教えてもらった内容を忘れる場合がありますし、あまりにも次の授業までの間隔が大きいと、自分の解釈で進めてしまい変なクセがつく可能性もあります。イラストを本格的に学ぶなら最低でも週1日は学べるような環境が良いでしょう。上達を考えると、通学する日に受講する1回あたりの時間も3〜4時間以上は欲しいところです。
同じ目標を持った人たちが周りにいる
通信講座やネット講座だと、1人で勉強しなければなりません。中には1人でも高いモチベーションを保って練習できる人もいますが、そうでない人もいます。また、自分のレベルを客観的に把握することが専門学校では可能です。通学の講座であれば、周りにも同じ目標、境遇の人たちがいますので、お互いサポートし合いながらモチベーションを維持し続けられる可能性があります。
実力に合わせてコースのレベルアップも可能
初心者の場合は、まずアナログもデジタルも、基本的な画力や技術を習得しなければなりません。それらが身に付いたうえで、より高度な技術習得や作品作りをしていきます。初心者向けの講座内容だけでは、基本的な力がついた後に、技術を身に付ける授業がありませんので自分の目的に合わせて選ぶようにしましょう。
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