バスケのコーチになるために習得しておきたい知識と資格
バスケットボールのコーチを目指している人は多いですよね。でも、バスケを指導するために必要な知識や資格ってなんでしょうか?今回のコラムでは、そんな疑問に答えてみようと思います。
バスケのコーチとして働ける場所
◆学生チームのコーチ
「バスケのコーチ」と聞いて最初に連想するのが、中学・高校・大学のバスケ部コーチではないでしょうか?学生や生徒にバスケを教えたい場合は、教員免許を取得して教員になりバスケット部顧問となる方法、外部指導員としてコーチになる方法があります。とくに中学・高校の生徒を相手にする場合は、教育者的側面や、適切な指導が求められます。バスケのスキルや知識以外にも、児童心理学などの教養が役に立つこともあるでしょう。
◆民間チームのコーチ
バスケコーチの需要は民間チーム(法人団体などではなく、アマチュアや個人)にも存在します。市区町村の中で結成されたチーム、企業が中心になって結成したチームは、探してみると意外なほどたくさんありますよ。なかには「バスケ部の息子のために専属コーチになってほしい」という親御さんもいるという話を聞きます。アマチュアや個人レベルでも、バスケコーチの活躍の場はたくさんあるのですね。
◆バスケスクールのコーチ
バスケコーチが必要とされるのは、バスケチームだけではありません。民間企業が運営する、いわゆるバスケスクールでもバスケコーチの求人を行っています。こういったスクールでは、指導の対象が小学生〜高校生の児童になりますから、学生チームのコーチと同様に、教育者的側面も求められます。
バスケコーチの資格
バスケコーチを目指す人ならご存知かもしれませんが、「JBA公認コーチ」というライセンスが存在します。ライセンスは以下のように、S級〜E-2級の7種です。
S級コーチ:トップリーグで指導を行う
A級コーチ(日体協公認上級コーチ):全国レベルのトレーニング拠点で指導を行う
B級コーチ(日体協公認コーチ):ブロックレベルのトレーニング拠点で指導を行う
C級コーチ(日体協公認上級指導員/日体協公認指導員):都道府県レベルのチームで指導を行う
D級コーチ:地区レベルのチームで指導を行う
E‐1級コーチ:チームにおいて、基礎的な指導を行う
E‐2級コーチ:チームにおいて、チームの引率を行う
働く場所によっては「○級コーチ以上必須」という条件がある場合もありますので注意しましょう。「どれを取得したらいいのかわからない……」という人は、まずはJBA公認D級コーチライセンス取得を目指してみると良いですよ。
とはいえ、独力でのコーチデビューは大変
バスケコーチの働き口は意外にたくさんありますが、就職先のコネクションを探したり、資格試験の勉強をしたりと、コーチデビューするまでは大変です。できることなら専門スクールでアドバイスや指導を受けておきましょう。
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