パーソナルトレーナーを目指すならおすすめしたい資格「NSCA-CPT」
「NSCA-CPT」とはNSCA Certified Personal Trainer:NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)のことです。パーソナルトレーナー、フィットネスインストラクター、スポーツ指導者の多くがこの資格をとっていますが、NSCA-CPTとはいったいどんな資格なのでしょうか?
NESTA-PFTと並び著名な資格、NSCA-CPT
NSCAはストレングストレーニングとコンディショニングに関する国際的な団体なので、NSCA-CPTもNESTA-PFTと同程度に信頼性が高い資格です。もちろん、海外でも通用する資格ですよ!
NSCA-CPT認定試験概要
試験時間:3時間
試験問題:スコアード問題140問+ノンスコアード問題10問=合計150問
クライアントに対する面談と評価 32問
プログラムプランニング 45問
エクササイズテクニック 45問
安全性、緊急時の手順、および法的諸問題 18問
ノンスコアード問題 10問
※うち35問がビデオ問題
受験資格:
以下の条件1~3すべてを満たしていること。
(1)満18歳以上かつ、高等学校卒業以上および高等学校卒業程度認定試験合格者
※出願時に各学校の卒業証明書もしくは在学証明書・合格証明書・学位授与証明書・修了証明書などが必要
(2)NSCAジャパン会員
(3)CPR(心肺蘇生)およびAED(自動体外式除細動器)の認定を保持していること
※認定を保持していない場合、受験日の1年後までに認定を受け、認定証のコピー提出が必須
最後の条件「(3)CPRおよびAEDの認定を保持していること」に関してですが、「講習に実技および実技評価が含まれている認定に限定」されていることに注意してください。つまり、オンラインで取得する認定ではダメ、ということです。
CPRおよびAEDの実技を含む講習は、消防署・日本赤十字社・日本ライフセービング協会などで受けることができます。
試験の傾向や難易度
全体的にかなり幅広い知識が必要です。スポーツ障害学、スポーツ生理学などの知識も要求されますので、とにかく勉強時間が必要になるでしょう。
合格率が30%を切る年もあり、「トレーナー系の資格ではNSCA-CPTが一番難しい」と言う人もいます。試験問題には引っかけ問題も多く集中力を問われるので、単に勉強するだけでなく、入念な試験対策を行うことが大切になってきます。
難易度は高いが有用な資格
NESTA-PFTと並んでメジャーで、かつ難しい資格。この資格を取るために四苦八苦しているスポーツトレーナー志望者は多いですが、獲得すれば間違いなく、周囲からは「熟練トレーナー」「優れたトレーナー」と見られるでしょう。パーソナルトレーナーとして活躍したいなら、顧客に対して多大な説得力を持つ資格ですので、ぜひ獲得に挑戦してみてください。
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