イラストレーターとしてフリーで活躍するにはどうすればいい?
「フリーランスのイラストレーター」という肩書は、なんともカッコイイ響きがありますよね。フリーの立場で仕事をしたいという人は多いですが、フリーランスで働くためには、いったいなにが必要なのでしょうか?
実はフリーランスは大変
企業に就職するのではなく、自分のウデだけを頼りに仕事をしていくフリーランス――。自由で優雅なイメージがありますが、実はフリーランスとして仕事を得るまでにはやらなければならないことは数多くあります。
営業は必須
企業所属のイラストレーターとは違って、待っていれば仕事が来るわけではありません。自分から各企業に営業をかけて、仕事を取ってこなければならないのです。
ちなみに、もしあなたが以下のような考えを持っていたら、フリーランスで働くことはあきらめたほうが良いでしょう。
「企業にメールを送るのって、なんか緊張するし嫌だな」「ビジネスメールってどう書くのかわからない」「そもそも自分の売り込み方がわからない」「営業って面倒くさいなぁ」
――。このような考えから営業活動をやらなければ、フリーランスとして生きていくことは不可能です。フリーランスと営業活動は切っても切れないもの。仕事は自分で獲得するしかないのです。
一昔前に比べれば営業ははるかにしやすいので、積極的に営業活動をしていきましょう。
露出を増やす・自分を知ってもらう
SNSやWEBを利用する
各種SNSなどを利用して積極的に自分(の絵)を露出していきましょう。コンスタントに作品を発表することも大切です。
また、自己紹介的なWEBを作りましょう。ピクシブだけでなく、タンブラーなどを利用する方法でも構いませんから、「あなたに興味を持った人があなたのことを詳しく知ることができるWEB」が必要です。そのWEBに、自分の経歴・得意分野・機材・現在の仕事状況などを記載しておきましょう。
名刺やポートフォリオを作成する
名刺は重要です。クライアントになり得る人や、業界人に会ったときは、必ず渡して自分を売り込みましょう。名刺の作成はカラーでも100枚5000円以下で可能ですから、ケチケチせずに必ず作成するべきです。
また、自分のポートフォリオ(作品集)を制作することも重要です。チープなクリアファイルなどは使用せず、しっかりと製本されたポートフォリオを作ることをオススメします。
コンペやコンテストに参加する
自分の実力を証明するために、コンペやコンテストには積極的に参加しましょう。イラストコンペは様々な場所で開催されていますし、一般企業・市区役所・町内会・クラウドソーシング系のサイトなど、主催者と規模も様々です。
コンペやコンテストで入賞・採用されれば、それは実績という名の強力な武器になりますよ!
仕事を獲得できるかどうかは自分次第
フリー・イラストレーターという響きはカッコイイし、憧れる人も多いですが、仕事を得るまでがとても大変です。実力はあるのに、仕事を獲れずに廃業してしまう人もいます。
イラストレーター=実力主義であることは確かですが、フリーランスでやっていくのであれば、営業能力・自分をアピールする能力も問われることを覚えておきましょう。
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