スポーツビジネスの魅力って何？
スポーツ業界人たちは何が魅力なのでしょうか。他の業界と何が違うのでしょうか。
スポーツビジネスには二つの目標があります。ひとつはビジネスとしての売上向上の目標と、
もうひとつはスポーツには勝敗があるため勝利し優勝を目指すという目標です。
単純に他の業界ではビジネス上の目標しかないわけですが、スポーツには勝った
負けたを一喜一憂できる魅力があります。ここがまず大きく他の業界と違う点ですね。
スポーツ選手や監督・コーチなどの指導者、トレーナーなどのサポートする方々。
この人たちは自分自身が「商品」です。
スポーツ業界人と言われるスポーツを支える裏方の方々は商品を扱う人たちです。
前者は個人事業主と言われる社長であり、毎年契約更改をして球団や
チームと業務委託契約を結びます。
後者のスポーツを支える人たちの多くは会社の社員がほとんどです。
他の業界と同じように会社の社員ではあり、商品を扱い売上貢献を目指す姿勢は同じですが、
決定的に違う点があります。
それは、「商品」である選手たちと、「商品を扱う」人である裏方とは、
共通してスポーツを通して「モチベーションが同じ」という点です。
裏方は決して日の目を見ることがなく、主役は選手やお客さんですが、
自分たちがそのフィールドをつくっているという自負があります。
自分がその商品を扱い魅力的にするプロフェッショナルとしてのモチベーションが、
商品である選手たちと合致して、感動的なドラマを演出したり、
作り物ではできないリアルな感動を呼び起こします。
これは他の業界では絶対にない、大きな魅力です。
多くのスポーツ業界人になぜスポーツ業界人になったのかの理由を聞くと、多くの人はこう言います。
「スポーツが好きであることは大前提ですが、私たちはファンではありません。
私たちは自分の得意分野をスポーツを通して活かしているだけです」と。
すなわち、スポーツが好きだからスポーツの仕事をしているだけではなく、
大事なのは自分の強みを発揮できるところをスポーツに求めているのです。
スタートは自分の強み。それがたまたまスポーツで活かせている。
だからこそ、魅力的な舞台を創りだせているのですね。
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【小村大樹 Omura Daiju】
ヒューマンアカデミースポーツマネジメント講座講師及ぶスポーツ業界就職カウンセラー
NPO法人スポーツ業界おしごとラボ理事長
一般社団法人ファンダシオン理事
小村スポーツ職業紹介所所長（厚生労働省認可）
スポーツジョブライセンス認定委員長
【経歴】
法政大学卒業後、草創期のスポーツメンタルトレーナーとしてプロ野球選手、オリンピック選手、
格闘家、Jリーガーなど多くのアスリートをサポート。
2006年より総合学園ヒューマンアカデミーに入り、当時としては先駆けとなる
スポーツ業界に就職するための「スポーツマネジメント講座」などを起ち上げる。
またスポーツだけではなくアイドル、アーティスト、漫画家、その他一般の方々も含め、
数百名の方向性を確立する個人プロデューサーとして活動。
心の整え屋であり育師であり、認知行動療法を取り入れたデュアルキャリア構築者とし
て何千人もの人をアドバイス、業界へ橋渡しをしてくる。
2015年ＮＰＯ法人スポーツ業界おしごとラボ設立し理事長に就任。
2016年一般社団法人ファンダシオンを起ち上げ理事に就任。
2017年厚生労働省認可の職業紹介事業である小村スポーツ職業紹介所を開所し所長に就任。
2017年スポーツ業界へ就転職を志望している人たちの通行手形
「スポーツジョブライセンス」を制定し認定委員長。
