フリーター 原さんの場合
INTERVIEW
声優養成講座 受講生:原碧さん
年齢的にさすがに親に甘えるわけにいかないので、
働きながら通うという選択でしたね。
意外と一歩踏み出してしまうとなんとかなりますよ。
― 声優になりたいという気持ちっていつ頃からありましたか?
高校2、3年生くらいからです。それ以前からもアニメ・マンガがすごく大好きな子どもでした。でもその当時はただ大好きで、声優という職も知らずに「あっ、キャラが喋っている!」みたいに思っていました。キャラが生きているものだと思って見ていたんですけど、声優さんが出ているイベントのDVDを見る機会や、生でアフレコしているところを見たりして、「すごい、キャラってこういう風に生きているんだ」って、漠然とした尊敬というか、感動しました。すごいなというところから声優という職業を意識し始めた感じですね。 アニメの内容ももちろん楽しかったのですが、私、今までずっと柔道ばっかりやってきたんです。スポーツばっかしてきて。大好きなアニメソングだったり、キャラクターソングだったりをランニング中や試合前直前にたくさん聞いてテンションを高めたりと耳で聞く機会が多かったから、音の方に興味が向いていた感じですかね。そういうところから自分もそっち側に回ってみたいなって思いました。
― 高校卒業後の進路で声優の勉強をするという選択肢はありましたか?
ありました。憧れて、目指したいと思っていたので、ヒューマンアカデミーも含めいろんな専門学校のパンフレットを請求しました。
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― 「声優の学校に行きたい!」と親御さんに伝えたらどんな反応でしたか?
話したんですけど、大反対を食らいました。大げんかですよ。当時は、完全にとはいかないまでも折れました(笑)結果的に負けてしまって。そこからはひたすら楽しむ側にずっと回っていましたが、上京して働いて自分で使えるお金ができて、諦めもまだ完璧にはついてなくてちょっとくすぶっていましたね。
― 改めて行動したいなと思ったきっかけはありましたか?
そうですね。東京にでてきて...東京って情報があふれているじゃないですか。自分の好きなアニメ・マンガの情報もやたら入ってくるので、ふつふつとくすぶっていた気持ちが高まっていったという感じですかね。そこからインターネットで高校の時に資料を取り寄せた学校を思い出して検索しました。
― 改めて声優の学校を検討した際に、毎日通う専門学校などは考えなかったんですか?
そうですね。私の場合は年齢的にさすがに親に甘えるわけにもいかなかったので、実家を離れていて家賃とか生活費の兼ね合いもあり、自分の生活を守るためには働きながら通うという選択でしたね。
― ヒューマンアカデミーに入学しようと思った理由はありますか?
ヒューマンアカデミー以外にも説明会に行き、為になるお話しを聞けました。 ヒューマンアカデミーではスタッフの方にいろいろ相談させてもらいました。声優を目指している気持ちはあったけれど、漠然と目指していたので、声優事務所については全然詳しくないし、どこに行きたいとか全くなくて。養成所は直営の事務所に上がるという選択肢しかないですが、ヒューマンアカデミーでドラフトオーディションだったり、個別の事務所オーディションだったりたくさん機会があると知りました。焦らず1年間しっかり学んで力を付けた上で、希望の事務所を決められるように選択肢が多い方がよいと思い決めました。スタッフの方もとても親身になってくださいましたし。
― 実際いざ入学することにきめるにあたって心配だったことってありましたか?
年齢ですね。今とても人気な仕事だし、若い子たちがどんどん目指しているじゃないですか。そんな中で自分の年齢はだいぶ遅いのではないかなって心配でした。
― その年齢に関する心配はどうやって解消しましたか?
スタッフの方にも相談して、「確かに、周りに若い子もいるから心配に思うかもしれないけど、私より上も下も含め色んな年齢の方がいるから大丈夫。ただ、そこでどれだけ若い子達と自分の差をつけられるか、社会経験や人生経験も含めて自分だからできるものを出して行きましょう。」という話をしてもらいました。
― 他に何か心配なことはありましたか?
スケジュール面も心配でしたが、当時の店長と相談しました。今は最終的に学校を優先して違う仕事に変えてしまいましたが(笑)
あとは、金銭的な所も少し心配でしたね。一人暮らしで正社員ではなかったのでガンガンお金がもらえるわけでもなかったですし。自分の家賃とかの生活費+学費は大丈夫かな、などいろいろありました。分割して月々どのくらいの出費だったら自分の生活が守れるかなど、ある程度いろんなパターンを提示してもらったのは助かりました。最終的には稼げばなんとかなるかなと(笑)
あとは私、本当にスポーツばっかりやってきた生活で、まったく演技とは無縁の世界で生きていたんですよ。だからもう、この業界というか、スクールという門をくぐることが本当にドキドキでした。「大丈夫かな、演技とか本当に全然やったことないけど...」みたいな。
― 確かにみんな思っているかもしれないですね、「こんな初心者がついていけるのか」って。
そうですね。私なんかが大丈夫かな、みたいな。だけど、私以外にも演技初心者の方もいらっしゃったし、コースもレベルで分かれているのでまず基礎から、講師の方にわかりやすく教えて頂いたんでみんなで体を動かして声を出しているうちに恥ずかしさなんかも全然薄れていくというか、なくなっていきます。
― 原さんと同じように、契約社員やフリーターで働いていて声優を目指したいなと思っていて迷っている人にアドバイスありますか?
他の学校の方から聞いたお話しなのですが、諦めるなら明らかにしてから諦めるべきかなと。ずっと行動しないまま終わってしまうと、どうしても諦めたと思っていても絶対にどこかしら棘のように残ると思います。いざくすぶってきた時に年齢的に本当に手遅れになってしまったら後悔になってしまうと。もう思い立った時に、後悔しない選択肢を思い切って飛び込んで頂ければなと。
― 諦めるにしても、やりきることが大事なんですかね?
そうですね。一生懸命努力したら、多少結果がそぐわなくても「これだけ頑張った!」って思えるんで。昔ですが、私が柔道をやっていたのですが、優勝できなかったけどこれだけ頑張ったし十分満足と思えたらきれいに辞められました。
― いざ学校に通おうと思ったけど一歩踏み出せない人に何かアドバイスはありますか?
そうですね。そうですね。年齢で尻込みしている方には、そんなビビらなくて大丈夫だよと言ってあげたいですね。実際入学したら確かに10代、20代前半とか若い子がいっぱいいますけど、もっと年上の方いらっしゃいますし。クラスメイトを見ていて、その人にしかない魅力もあるなと感じています。 あとは、さっきお話ししたように「演技とかやったことないし...」という心配な人には、「なんとかなる!」と伝えたいですね。本当、一歩踏み出してしまうとなんとかなります。そんなにうじうじする事はないと思いますよ。
― ありがとうございます。実際に通っている人から「意外となんとかなるよ」と言われるのはとても助けになるかもしれないですね。本日はありがとうございました!
まずは学校見学で相談
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ヒューマンアカデミーの学校見学ではヒューマンアカデミーを知って頂くだけでなくあなたの現在の状況や性格に合わせてもっと良い方法はないか以下の内容も含めてご相談頂けます。
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そもそも学校に通う必要があるのでしょうか?
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私にこの分野は向いていますか?
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私にはどんな学校が合っているのでしょうか?
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ヒューマンアカデミーと他の学校はどう違いますか?
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仕事や学問と両立できるでしょうか?
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どの講座を受講するのがオススメですか?
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学費が必要なのですが、みなさんどうされていますか?
学校見学の流れ一例
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1. ご状況の確認
最適なお話しができるよう、目標や不安点などのご状況をお聞かせください。
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2. 分野や業界についてのご説明
学ぶ分野や、目指す業界を知って頂くと、どんな学び方やめざし方が合っているか判断しやすくなります。
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3. 学校全般、ヒューマンアカデミーについて
ヒューマンアカデミーだけでなく、他の学校との比較や学校に行くかどうかなどご相談ください。
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4. 学校の教室や設備など見学
実際にどんな所で学ぶのかイメージを沸かせるように思う存分見学してください。