働きながら・ダブルスクールも可能！　融通を利かせやすい専門スクール

「ダブルスクール」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。ダブルスクールとは、高校や大学などに通いながら、専門スクールなどの別の学校に並行して通うことを言います。

「2つの学校を同時に通うだなんて、スケジュール的にムリじゃない？」と思う人は多いかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか？　また、ダブルスクールを実行している人は、どんな理由があって2つの学校に通うのでしょうか？

専門スクールをうまく利用すればスケジュール的にも楽々！

ダブルスクールを行う人は、昼はメインの学校を、夜は専門スクールに通います（またはその逆）。実際にダブルスクールをしている人の声を集めてみると、予想に反して、時間やスケジュールに余裕を持って実行していることがわかりました。

そもそも、どうしてダブルスクールを行う人がいるのでしょうか？　どんなメリットがあって2つの学校に通うのでしょうか？

「本当にやりたいことや学びたいことがメインの学校では学べないから、それを補うためにダブルスクールをしている」という人は多いです。たとえば、メインの大学の学科・学部ではフォローしきれない部分をダブルスクールによって補完している、という感じですね。

先ほどのケースとは逆に、受験予備校のような感覚で専門スクールに通い「メインの学校と同じジャンルの講義を受けて、知識をより深く定着させる」という目的でダブルスクールを行う人もいます。

厳密にはダブルスクールではありませんが、昼間は会社で働き、夜は専門スクールで学ぶ、という生活を送っている人もいます。社会人は勉強をする時間を確保しづらく、また習慣化するのも難しいものです。専門スクールに通うことによって「半強制的に」勉強の環境を作ってしまうわけですね。

他の学校に在学している人はもちろん、社会人の中にも、「将来のために資格を取りたい！」「資格獲得が趣味」という人は数多く存在します。そういった方々も積極的にダブルスクールを行い、アフターファイブの夜間を勉強に充てているようです。

「昼間は社会人として会社で仕事を、会社が終わったら専門スクールに通って勉強」という人も、「昼間は大学で勉強、夜は専門スクールで勉強」という人も、口をそろえて言うことがあります。それは、専門スクールは融通が利かせやすく、スケジュール的にも体力的にも楽」ということです。

なんだか意外な感想ですが、専門スクールについて調べてみると、すぐにその理由がわかりました。

専門スクールでの講義は、夜間や週末にまとめて受けることができるため、高校・大学・会社での予定と調整しやすくなっているのです。振り替え制度やビデオ補講を設けている学校もあるので、急な欠席やスケジュールの変更に強いんですね。

「ダブルスクールは大変そう」「社会人が学校の通うのはムリでしょ」という先入観にとらわれずに、専門スクールについてよく調べてみましょう。

専門スクールに用意されているコースをうまく利用すれば、夜間だけ、週末だけなど、空いた時間を利用して勉強したり、好きなときに学んだりすることができます。

「多忙な生活を送っているが、実はやりたいことがある」「隙間時間を利用して、少しでも夢に近づきたい」……。そんな人は、専門スクールの夜間コースなどを利用してみることをオススメします。