学生に聞く ヒューマンアカデミー「夜間・週末講座」の魅力
声優やボーカル、タレントへの夢をバックアップするヒューマンアカデミー。設置されている講座には、2年間のカリキュラムで進行する通常コースのほか、短期間でスキルを習得する夜間・週末講座コースがあります。
夜間・週末コースは、学生が中心となる通常コースと比べ、夜間、土曜、日曜日など受講時間が幅広く設定され、忙しい人でも無理なく通えることから、大学とのダブルスクール、社会人・フリーター等、様々な年齢、職業の方が参加しています。
今回は、夜間・週末講座の受講生、渋谷校の小笠原春香さんに、コースの特徴や魅力についてお聞きしました。
豊富なカリキュラムと多数のオーディション
――小笠原さんがヒューマンアカデミーの夜間・週末講座を選ばれた理由をお聞かせください。
私はもともと事務所の養成所に通っていましたが、ヒューマンアカデミーに移りました。迷いもありましたが、ヒューマンで声優さんを招いたワークショップに参加したことで、自分に合っているのではないかと考えて入学しました。
――どのような部分が入学の決め手になりましたか？
まずクラスが多いことです。自分が受けたい授業を選んで、自由なカリキュラムを組めることに魅力を感じました。また、養成所にいた時は、「自分はこの事務所のカラーに合っているのか」ということが心配だったのですが、ヒューマンではスキルを身に着けながら、入学してから半年で30社以上の事務所のオーディションが受けられるということも他にはないメリットだと思います。
――授業内容にはどのような特色がありますか？
授業の際、必ず一人一人に発表の機会があるのが特長です。クラスの中の一つの班だけが発表して、ほかの人が何もしないで終わってしまうということはありません。クラスのほかの人の演技もとても参考になります。クラスメイトに対しては、ライバル心をもちながらも、楽しく競い合っている感じですね。
各界のプロが一人ひとりの夢をサポート
――講師についてはどのような印象をお持ちでしょうか。
一言でいうと「面白い人」が多いです。もちろん笑わせてくれるような面白さだけではなくて、生徒の理解を深まるように工夫した教え方で、声優というお仕事の楽しさ、奥深さを感じさせてくださいます。「あなたがやる気なら、私も本気で教える」という真剣さが強く伝わってくるような授業です。
――今は、演技のクラスのほか、どのようなクラスを受講されていますか？
ドラフトオーディションでは、演技のほかにナレーションの審査もありますので、ナレーションの授業も受講しています。まだまだはじめたばかりで、大きなことは言えないのですが、ナレーションは演技とは違ったスキルが求められますので、気づきを得られることが多いですね。
――受けてみたい授業は？
私は3歳の頃からピアノを習っていて、音楽にはずっと興味があります。将来的には、アニメなどの声優はもちろん、歌の活動もできたらいいな、と思っています。本当に遠い夢ですが、武道館でライブを行うことが夢なんです（笑）。ですから、ボイストレーニングの授業にも興味があります。自分の目標、夢に向かって、今できることに最善を尽くしていきたいと思います。
声優への道を一歩一歩前進する小笠原さん。夢へ向けた強い意志とともに、その実現のために自分に必要なことを客観的に見極める姿勢が感じられました。声優を目指す方々は、スケジュールの兼ね合いや将来行いたいお仕事など、様々な実情、想いを持っています。それに合わせ、着実にスキルを磨く最善の手段を考えていくことが、「声優になるための一番の近道」といえるのではないでしょうか。
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