2020年にはいよいよ開催される東京オリンピック。スポーツ業界も様々な場所でますます注目される機会が増えてきました。今回はそのスポーツ業界の中で、スポーツマネジメントの専門学校についてまとめました。
スポーツマネジメントとは、スポーツに関わる企業や団体の経営やイベントの開催・運営に携わることによって、スポーツをビジネスとして広く知ってもらい発展させていく仕事のことをいいます。ある特定のスポーツをPRしたり、プロスポーツ団体の宣伝活動をしたり、コーチや選手などスポーツに関わる人の人材育成をしたりするなど、その活躍の場は多岐にわたっています。世界と比較すると日本のスポーツマネジメントの現場はまだまだ進んでいる状況とは言えませんが、バスケットボールやサッカーなどのプロリーグを中心に、徐々にそのポジションも確立され始めております。
専門学校では、現場に近い環境でスポーツマネジメントを体験的に学部ことが出来ます。専門学校を卒業したあとは、そのままスポーツマネジメントの現場に就職することもあれば、によっては大学に編入し、より専門的な分野について研究している例もあります。 専門学校によっては企業とのパイプを活かして、インターンシップやイベント、行事に力を入れている学校もあります。学校によってはその特色も異なりますので、資料請求やオープンキャンパスなどを通して情報を集めて選ぶようにしましょう。
スポーツマネジメントの仕事をしたいという人に必要なのは、コミュニケーション能力です。企業やテレビ局に選手を売りこんだり、資金を集めるためのスポンサー契約に結びつけたり、社内の組織間の調整役をしたりと、人と話をしたり交渉したりすることが不可欠だからです。 また、担当選手やチームの一番のスポンサーでありつづけることが求められます。どれだけ宣伝したいと思っているのか、イベントやチームを成功させたいと思っているのかが原動力になります。スケジュールや月毎や年後との収支予算の管理をすることで担当アスリートの生活を支えなければならないという責任感が求められます。