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フリーのパーソナルトレーナーになるにはどんな能力やスキルが必要?
フィットネスの本場、アメリカだけでなく、日本でも徐々に浸透しつつあるパーソナルトレーナー。今回は、フリーのパーソナルトレーナーになるにはどんな勉強が必要で、どんな能力が必要なのかを見ていきたいと思います。
パーソナルトレーナーに求められるもの
パーソナルトレーナーは、スポーツ選手はもちろん、一般人に対しても1対1でトレーニングのサポートをする職業です。
通常のスポーツトレーナーは、スポーツ団体や学生のチームを総合的に指導する仕事を行いますが、パーソナルトレーナーは1対1。その分、一般的なスポーツトレーナーよりも、顧客とのディープなコミュニケーションを必要とされます。
資格
前回のコラムで書いたように、「NSCA CPT」「NSCA CSCS」「NESTA PFT」などの資格を持っていると有利です。特にパーソナルトレーナーは、スポーツやトレーニング知識のない一般人を相手にすることも多々あるので、相手はこちらの能力を、実績や資格などから判断するしかありません。そういう意味で、資格の有無は相手に対する説得力・安心感に直結します。できるだけ資格を取っておくようにしましょう。
性格
パーソナルトレーナーに向く性格や人となりは、基本的に一般的なスポーツトレーナーと同じです。
ただし前述したように一般人を相手にすることが多いので、より柔軟なコミュニケーション能力が必要になります。一般人はプロのアスリートのようにストイックな方ばかりではないので、相手のやる気を出させる方法、継続できるトレーニングの提案など、アスリートとは違ったメンタルコントロールが必要です。
加えて、通常のスポーツトレーナー以上の説明力と忍耐力が求められます。素人を相手にしたとき、専門用語ばかりを並べていても伝わりません。専門的な知識を分かりやすい言葉で適切に伝えることは、非常に高度なスキルを要します。
営業力
フリーのパーソナルトレーナーとして生きていくということは、どこにも所属せず、自分で仕事を調達しなければなりません。そのためには営業活動が必要不可欠です。
多くの顧客を確保できる人脈、好印象を持ってもらい契約にまでつなげる話術など、ビジネスパーソンとしての能力が求められます。
自分の頑張り次第で稼げるが、能力不足ではやっていけない
プロのアスリートだけを相手にするわけではないのが、パーソナルトレーナーの面白さでもあり、大変さでもあります。柔軟な高いコミュニケーション能力、営業力などの能力を要求されますが、努力次第で収入をどんどん増やせるのは魅力的です。
トレーナーとしての能力だけでなく、ビジネスパーソンとしての能力にも自信があるのなら、ぜひパーソナルトレーナーを目指してみましょう!
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