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デジタルイラストの描き方と道具を学ぶ!
デジタルイラストを描くにはそろえなければならない道具があります。アナログのように、紙と鉛筆があればよい、というわけではありません。
……とはいえ、イラストレーターを志望したばかりの人は、どんな道具をそろえればよいのか分からない人もいると思います。今回は、デジタルイラストを描くイラストレーターの方々が、どんな道具を使用しているのかを見ていきたいと思います。
ハードウェアとソフトウェアをそれぞれ用意する
プロのイラストレーターが使用する道具を、ハードウェアとソフトウェアに分けて説明しましょう。
ハードウェア
PC(MAC)本体
結論から言うと、予算が許す限りスペックが高いものを使用することをオススメします。もちろん、最初からハイスペックの超高額マシンを買えと言っているわけではありませんが、各種お絵かきソフトを使用するとき、巨大な画像を取り回すときは、非常に大きなマシンパワーを要求されます。つまり、CPU・メモリ・グラフィックボードなどの性能は高いに越したことはありません。
よく「廉価な入門用のノートパソコンで良い」という意見も聞かれますが、あまりオススメできません。「マシンのスペック不足でお絵かきソフトが重すぎてお絵かきどころではない」……ということは避けたいので、予算を抑えるにせよ、インターネットの掲示板や口コミなどでしっかりと情報収集を行いましょう。
モニター
キーボードやマウスはなにを使用しても構いませんが(プロのイラストレーターでも、この2つはあまりこだわらない人が多いです)、モニターはできるだけ大きいものの方が良いでしょう。もちろん自分の作業環境、机のサイズなども踏まえてモニターを選ぶ必要がありますが、小さすぎるモニターでは作業に支障が出てしまいます。イラストの描き方には少しの工夫が大切なのです。
ちなみに、デュアルディスプレイで仕事をしているプロも散見されます。
スキャナ、ペンタブレット
スキャナは、「アナログでラフ→PC上で修正・塗り」というフローで制作していくのであれば必要になります。
また、予算に余裕があれば、PC購入と同時にペンタブレットもそろえたほうが良いでしょう。マウスオンリーのイラストレーターもいますが、デジタルイラストをやるなら基本的にペンタブレットは必須と考えるべきです。最初は安価な入門用のものでも構いません。
ソフトウェア
OS
現在ではWindows(PC)とMacの差はほとんどないので、OSはどちらを選択しても構いません。迷うようなら、専門校などの講師に意見を聞くのも良いと思います。また、プロのイラストレーターのインタビュー、WEB、セミナーなどで情報収集し、どちらのOSを使っているのかを調べるのもひとつの手です。
ただし、OSに関してはほとんど好みと慣れの世界ですから、自分が使い慣れているものを選ぶのが良いでしょう。
お絵かきソフト、画像処理ソフト
プロのイラストレーターが使用するのは、フォトショップ、イラストレーター、SAIなどです。高価なソフトが多いので、購入の際に試用したり、専門校の講師などに使用感を聞いたりなどして、情報収集を十分に行いましょう。また、無料でもCloudAlpacaやPixiaなど高機能で人気のソフトもそろっていますので、イラストを描く方法としてまずはそちらから手を出すのも良いと思います。
イニシャルコストはかかるがランニングコストはほぼ不要
デジタルイラストを描くのであれば、どうしても初期投資がかかってしまうことは事実です。しかし、一度そろえてしまったら当分は買い換えが必要ないこともまた事実。
そうは言っても、最初からなにもかもハイスペックな道具でそろえるのは考えものです。自分のスキルアップに合わせて必要なものから徐々にグレードアップしていきましょう。
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