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演技で観客を虜にする方法
俳優や女優として活躍していくためにはよく【舞台を経験しておいた方がいい】
と言われます。ただ実際に舞台のオーディションはどのように行われているか、
仕組みがわからないですよね。舞台のオーディションにもいくつか種類があります。
種類によって給料も変わってきます。
今回は舞台オーディションのことについて紹介していきたいと思います。
1.舞台のオーディションとは
★舞台のオーディションの2つのタイプ★
舞台のオーディションは大きく分けて2種類あります。
① オープンタイプ
オープンタイプのオーディションは、一般公募型のオーディションであるので一般の方に向けても
開かれています。ネットで調べ、オーディション募集のサイトに記載されているものは誰でも
受けられるものなので、オープンタイプという名前になります。
そして大体このようにオープンタイプでのオーディションを行っているのは劇団が主催する小劇場演劇です。
② クローズドタイプ
クローズドタイプのオーディションは、事務所に対して送られるものが多いので、一般が
受けられるものではありません。テレビや映画で活躍している俳優や女優が出ているような舞台は、
基本的に一般に向けてオーディションが開かれることはほぼありません。もしクローズドタイプ
のような大きな舞台に立ちたいということであれば、まずは事務所に所属しなければなりません。
※舞台オーディションの流れ※
舞台におけるオーディションの流れは基本的に、
① 書類選考 ②実技審査 ③自己PR ④合否発表
この流れになっています。
2.舞台の給料とノルマ
舞台における給料はどうなっているか実際のところ分からない世界だと思います。
ここでは、詳しく舞台におけるお金に関して説明していきます。
① チケットノルマ制度
舞台では多くの場合、役者にチケットのノルマが課されている場合があります。
舞台はテレビや映画と違ってスポンサーからの収益があるわけではなく、動員数=公演収益になるのです。
このノルマ制度によって、駆け出しの役者はノルマ分のお客さんを呼び込まなくてはいけないのです。
役者として売れるようになればチケットノルマが課されるようなことはありませんが、
駆け出しの役者は自分で自身のお客さんを増やしていくのです。
② 舞台の収入源
舞台で得られる収入の多くはチケットバックと言って、何枚チケットを売ったかでその枚数に応じて
給料が支払われるのが大半です。つまり、チケットを売れば売るほど給料が高くなるという仕組みです。
劇団や主催する団体によって違いますが1枚目からバックがあるところもあれば、
ノルマを超えてからがバックになる団体もあります。
チケットバックがない場合は、1ステージでいくらというように固定で給料が支払われることになります。
舞台というのは、給料が安い世界ですが有名になればもらえる額も変わってきます。
3.舞台役者としてやっておくべき5つのこと
ここでは、舞台役者として活躍していくための5つのポイントをご紹介します。
① 発声練習 ②姿勢 ③体力作り ④殺陣(たて) ⑤ダンス
順にご紹介していきます。
①発声練習
舞台では声がお客様に届かないと話になりません。2時間程声をはる為、
強い喉を身につけておきましょう。
②姿勢
舞台で映える役者というのは姿勢が綺麗です。舞台で重要になる存在感というのは
姿勢で決まります。普段から自分の姿勢を気にするようにしましょう。
③体力作り
舞台は映像と違ってシーンごとではなく、60分~120分もの間舞台上にいることもあります。
そのため通常の体力では後半に行くにつれて疲れてきてしまいます。その為、
舞台役者は体力をつけるために有酸素運動や筋肉トレーニングを行ったりと体力作りが必須となります。
④殺陣(たて)
時代劇になってくると必ず必要になってくるのが殺陣です。殺陣というものは
すぐ出来るものではありません。
殺陣は基礎がしっかりできていないと観客を魅了することはできません。
芸能コースの学校やワークショップでは殺陣の講習がある場合もあります。
⑤ダンス
エンターテインメント性の強い舞台では、演技だけでなくオーディションの際に
ダンスを求められることがあります。
今現在注目の2.5次元舞台などでは必ずといっていいほどダンスが組み込まれています。
ダンサーのように踊れる必要はありませんが、基本的なダンスは出来るように
レッスンしておくことをお勧め致します。
舞台のオーディションといっても様々なものがあります。そして、どんなオーディションにおいても
重要視されるのは演技力です。演技で人を魅了する為にはいつまでも演技力を追い求め
前進していくことが大切です。
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